探究

コンサルティング的思考の活用と探究の高度化

  • 私どもアックス・ジーモアコンサルティングは社会貢献の一環として探究学習支援事業を展開しております。

    探究学習を実現するためのステップは ①課題の設定 → ②情報の収集 → ③整理・分析 → ④まとめ・表現 です。このステップを踏みつつ、取り組む探究は洗練された質の高いものであることが求められます。

    高等学校学習指導要領によれば、質の高い探究とは探究の過程が高度化することであり、1.探究において目的と解決の方法に矛盾がない(整合性)、2.探究において適切に資質・能力を活用している(効果性)、3.焦点化し、深く掘り下げて探究している(鋭角性)、4.幅広い可能性を視野に入れながら探究している(広角性)を有していることです。また、探究が自律的に行われていることも求められます。

    しかしながら、これまで、学生の発表会に立ち会うと、取り上げる課題の着眼点は非常に良いのに、深く掘り下げて探究している生徒はまだまだ少ないというのが実感です。あるいは、施策検討の段階において、複数の施策を検討した形跡が無いなど、高度化を実現する為に改善する余地はまだまだ見受けられます。

    私ども経営コンサルタントは日々、企業課題に取り組んでいます。例えば、企業の将来を見据え、新規事業を検討する際には事業計画を組み立てていきます。

    そもそも、取り組むべき事業なのか、競合分析により勝算はあるのかを判断し、市場規模や設備更新に伴う将来のコスト負担なども考慮します。総合的に情報をとりまとめ、継続的に収益が確保できる事業なのかを検討し、具体的な実行計画に落とし込んでいます。このように、新規に事業を立ち上げる場合だけでも、様々な検討が必要となります。事業を推進する上で、想定される課題を洗い出し、様々な施策を検討する必要があるのです。
    もし、想定課題や施策を単なる思い付きや決め打ちで進めてしまえば、当然、事業の存続に関わるリスクを抱える事となり、既存事業の維持さえできなくなる事態も考えられます。

    特に予測困難な経営環境の中、過去の経験則やノウハウだけでは、対処できないため、限られた時間に限られた情報で可能な限り考え抜く能力の重要性が増しており、まさに探究学習で育まれる能力・資質を実社会が求めていること肌身で感じていています。

    コンサルティング思考は探究学習の実現ステップと同様のステップを踏んでいます。探究の高度化に求められている要件をすべて内包していることから是非とも、教育現場で活用頂ければと思います。

    実社会の最前線で課題達成・プロジェクト推進に携わる経営コンサルタントの思考ステップを教育現場のプロである教職員の皆様が身に着けることにより、探究が飛躍的に高度化する可能性を秘めています。

      現状の探究 → コンサルティング的思考の活用 → 探究が高度化し、自律的に行われる状態

    経営コンサルティング会社である当社は教職員様の皆様を対象とした「先生のための探究研修プログラム」をリリース(2024年2月25日)致します。対象は初めて探究学習を担当された教職員の皆様、並びに探究学習の高度化を進めたい教職員の皆様です。
    研修前後にアンケートにご協力いただける学校様にはご協力特典として研修費用の30%を割引させて頂く特典がございます(30校限定)。

    ご相談は無料ですので、先ずは、お気軽にご相談を頂ければ幸いです。

    探究学習に関するご相談は コチラ からご連絡先情報の登録をお願い致します。

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