中小企業診断士が経営コンサルタントして活動する為に求められる力と探究学習で育まれる力には共通点があります。それは、習得した知識を理解し、再構築し、実践していく力が必要であるということです。
国家資格である中小企業診断士の資格を取得する際、一次試験は、以下の7科目から構成されています。
□ 経済学・経済政策(マクロ経済学・ミクロ経済学)
□ 財務・会計(アカウンティング・ファイナンス)
□ 企業経営理論(経営戦略論・組織論・マーケティング論)
□ 運営管理(生産管理・店舗・販売管理)
□ 経営法務
□ 経営情報システム(情報通信技術に関する基礎的知識・経営情報管理)
□ 中小企業経営・政策(中小企業経営・中小企業政策)
マーケティング論一つをとってみても、その中身は、マーケティングの基礎概念、マーケティング計画と市場調査、消費者行動、製品計画、製品開発、流通チャネルと物流、プロモーション、応用マーケティングなどから構成されています。
非常に多くの分野の知識を学ぶこととなりますが、本当に重要な事は習得した知識を実社会で活かすことにあります。中小企業診断士が実際に経営コンサルタントとして活動する為には、知識を常にブラッシュアップし、業界知識など新たな知識を自ら貪欲に習得すると共に知識とノウハウを再構築し、実践していく、即ち知識を使いこなしていくことが求められるのです。
イメージするなら自転車の乗り方をテキストでいくら勉強しても、実際に自転車に跨ってみるとすぐには乗れないといった感じです。バランスのとり方やペダルを踏む力加減などは、テキストに書いてあったとしても、乗ってみて初めて気づくことが多いですよね。
探究学習においても、科目横断的な知識を実践へ転換するためには、知識を単に知識のままに終わらせず、しっかりと活用できるように理解する力を身に着け、習得した知識を再構築し、アウトプットしていく力を育むことが大切です。それは中小企業診断士の知識を習得し、実社会で経営コンサルタントとして活躍するために求められる力と同じなのです。
当社は経営コンサルタントとして活躍する中小企業診断士が講師となり、知識を理解・再構築し、実践へとアウトプットしていくためのノウハウを提供する研修プログラムを提供しております。
探究学習の高度化を目的とした
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