どうも、個々の企業の業務に密着したカスタムビジネス研修 “ForCus” をプロデュースしているシンジです。
このコラムでは実践的な研修内容、その他、様々な話題を皆さんに公開していくスペースとなっております。
*研修名 “ForCus” は “For our Customers(お客さまのために)” と “Focus(業務に焦点をあてる)” を掛け合わせた造語です
金融機関の経営戦略において、近年注目されているキーワードの一つが「コンサルティング」です。これは、競争が激化し、顧客ニーズが多様化する中で、より効果的な顧客対応を実現するための重要な要素とされています。
コンサルティング強化の具体例
例えば、株式会社プロクレアホールディングス(株式会社青森銀行と株式会社みちのく銀行の経営統合により設立)は、2024年4月1日付の第一次中期経営計画において「コンサルティング機能の強化」を掲げています。また、千葉銀行の2024年3月期有価証券報告書(2023年度)では、「法人・個人それぞれの領域におけるコンサルティング提案能力を強化する」と明記されています。さらに、百十四銀行の2024年3月期決算説明資料(2024年6月13日)では、「金融サービスの高度化」と「非金融の領域拡大」によって「総合コンサルティング・グループとしての機能を進化させる」とされています。
▶コンサルティング営業の重要性とその背景
地域経済の低迷、競争の激化、取扱商材の多様化といった環境変化に対応するため、金融機関は顧客生涯価値(LTV)の獲得を重視しています。そのためには、高度なコンサルティング能力の育成が不可欠です。しかし、ソリューション営業とコンサルティング営業の違いが曖昧で、単に「コンサルティング営業」という言葉だけが独り歩きしていることもあります。
▶コンサルティング営業を体系的に学ぶ重要性
コンサルティング営業を効果的に実践するためには、コンサルティング営業とは何か、具体的なテクニックやアプローチ方法を体系的に学ぶ必要があります。そこで、当社では「金融機関向けコンサルティング営業力強化研修」を提供しています。この研修プログラムでは、コンサルティング営業の基礎から応用までを体系的に学び、お客様の抱える問題に対して効果的な提案を行うための実践的なワークも含まれています。
▶研修プログラムの詳細
当社の研修プログラムは、以下の内容で構成されています:
・コンサルティング営業の基本概念
・顧客のニーズ分析と問題解決のアプローチ
・提案力を高めるための実践的ワークショップ
・成果を上げるためのフィードバックと改善策
▶事例紹介
西京銀行様 研修実施報告へリンク
▶研修内容と費用
研修内容と費用へリンク
金融機関のコンサルティング営業力を強化し、顧客との信頼関係を深めるために、ぜひ当社の研修プログラムをご活用ください。詳細な情報やご質問がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
【本日のまとめ】
・金融機関の経営戦略で「コンサルティング」が重要視されており、多様化する顧客ニーズに対応するための鍵とされています。
・主要銀行では「コンサルティング機能の強化」や「総合コンサルティング・グループ」としての進化が進められています。
・コンサルティング営業を効果的に実践するためには、体系的な学習が必要であり、当社の研修プログラムで基礎から応用までを学ぶことができます。
営業力強化に関するご相談をお待ちしております
【おまけ】
講師は、中小企業診断士の資格を保有しており(国内で唯一の経営コンサルタント国家資格)、さらに経営コンサルタントとして企業の経営問題に対して豊富な実践経験を有しています。そのため、経営者との接し方やコンサルティング手法について、具体的な実務面での深い知識を持っています。
研修後には、営業の方々から直接ご相談をいただくこともあります。その際には、講師自身の経験や知識を活かしながら、外部講師の視点から様々なアドバイスを提供しています。既存の概念にとらわれない新たな気づきを得られることもあり、研修を通じて築いたご縁を大切にしていきたいと考えています。