経営

経営コンサルタントの役割と企業がコンサルタントを活用する理由

  • どうも、個々の企業の業務に密着したカスタムビジネス研修 “ForCus” をプロデュースしているシンジです。
    このコラムでは実践的な研修内容、その他、様々な話題を皆さんに公開していくスペースとなっております。

    *研修名 “ForCus” は “For our Customers(お客さまのために)” と “Focus(業務に焦点をあてる)” を掛け合わせた造語です


    先日、金融機関での研修講師としてお伺いした際に、参加者から以下のような質問をいただきました。「経営コンサルタントの仕事について教えてください。企業はなぜコンサルタントを活用するのでしょうか?経営改善策は自社内で話し合いながら計画を立てて実行すれば良いのではないでしょうか?」といった内容でした。

    普段から企業を訪問し、資金調達などの相談に乗る中で、「経営コンサルタントが具体的に何をしているのか?また、そもそも必要なのか?」と疑問に感じることがあるとのことでした。

    確かに、自社内で経営改善策を立案し実行することができれば、経営コンサルタントの利用は不要だと考えるかもしれません。しかし、なぜ多くの企業が経営コンサルタントの支援を求めるのでしょうか?その存在意義について詳しく説明します。

    経営コンサルタントの提供サービス
    当社が提供する代表的なサービスには、以下のものがあります:

    ・戦略コンサルティング: 組織のビジョンに基づいた戦略の策定
    ・業務プロセス改善: 業務の効率化と最適化
    ・人材育成: 組織の成長を支える人材の教育と育成
    ・経営分析: 財務や業務データの分析と改善提案
    ・マーケティング戦略: 市場での競争力を高めるための戦略立案
    ・プロジェクトマネジメント: プロジェクトの計画から実行までの支援
    ・ブランディング: ブランド戦略の策定と実施
    ・創業支援: 新規事業の立ち上げをサポート
    などなど

    重要なポイントは上記サービスに関わる課題をすべて自己完結できる企業ばかりではないということです。
    その為、当社は企業のご要望に応じたサービスをカスタマイズし、支援を行っています。

    経営コンサルタントが必要な理由
    ここで、冒頭の質問に答えましょう。私たちが多くの企業からご相談をいただく理由は、以下の点にあります:

    専門知識を有した外部人材として立場
    外部人材である経営コンサルタントは、過去のしがらみやルールに縛られない新たな視点で問題解決に取り組むことができます。社内とは異なる意見を提供することで、新たな気づきや視点を得ることができます。
    また、経営者に対して、社内では意見しにくい内容も明確に伝えることで、社長の頭の中にある改善策や事業計画などの各種プランの解像度を上げていくことができます。

    中立的な立場からのアドバイス
    経営者が社内で話しにくいセンシティブな問題についても、外部の視点から客観的にアドバイスを提供します。

    業界横断的な成功事例の活用
    多種多様な業界での経験を基に、業界を超えた成功事例を参考にした改善策を提案できます。

    私たちの役割は、企業が自走できるようにすることです。一つの課題を自己完結できるように組織力が強化されれば、次はその上のレイヤーにある課題を対象にし、自己完結できる組織を作り上げていきます。最終的には、企業自身が考えて行動できる組織を作り上げることを目指し、企業価値の向上を支援しています。

    研修後にいただく素朴な疑問も、私たちにとって貴重なフィードバックとなります。研修の際には、内容に限らず、何なりとご質問やご相談をいただければ幸いです。

    【本日のまとめ】
    ・経営コンサルタントの役割: 経営改善や戦略策定、業務プロセス改善など、多岐にわたる専門サービスを提供し、企業の成長をサポートします。
    ・なぜコンサルタントが必要か: 外部の視点で新たな気づきを提供し、社内のしがらみから解放された客観的なアドバイスを行います。
    ・コンサルタントの効果: 自社内での限界を超え、業界横断的な成功事例を活用し、企業が自走できる組織作りを目指します。


    経営課題に関するご相談をお待ちしております

    【おまけ】
    経営者の頭の中にある構想をドキュメントに落とし込み、見える化するのも私どもの重要な役割になります。
    それには、頭の中にあるイメージの解像度をあげていく必要があります。
    時には経営者の考える構想とは全く間反対の意見を敢えて提示ことにより、揺さぶりをかけることもあります。対極にある意見を聞くことで、自身のイメージがどちら寄りなのかを考える機会が得られ、その揺さぶり範囲を徐々に狭めていくことで最終イメージの解像度をあげていくのです。
    これらは、テクニックの部分ではありますが、私どもと問答すること自体に経営者の方々からは高い評価を頂いています。

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