事業戦略策定のススメ ~戦略と計画のセットの重要性~
先日、高知県産業振興センター様主催のセミナー「事業戦略策定のススメ」で講師を務めました。
酷暑の中、多くの企業様にご参加いただき、ありがとうございました。
戦略とは何か
「戦略」「計画」という言葉をよく聞きますが、この二つの違いをご存知でしょうか。
私は戦略を、「ストーリーのある選択と集中」と定義しています。
ここでいう「ストーリー」とは、企業が目指す未来へ向かう道筋。
戦略策定では複数のストーリーを描き、その中から優先度の高いものを選択します。
その後、限られたリソース(ヒト、モノ、カネ、情報)をそのストーリーに沿って配分していくわけです。
戦略と計画の関係性
例えば「新規顧客開拓で売上1億円を目指す」という経営方針があったとします。
「ソリューション営業へのシフトにより実現する」というストーリー(営業戦略)を描いたとしても、これだけでは動きません。
重要なのは、そこから計画に落とし込むことです。
「誰が」「いつまでに」「何をするのか」を明確にして初めて、実行フェーズに移ります。
戦略と計画はセットで機能するのです。
戦略と計画がないと
戦略がなければ、ストーリーからズレたところにリソースが流出し、効率が低下します。
計画がなければ、従業員は「自分事」として動くことができません。
今からできること
まずは、自社にどんなストーリーの選択肢があるか「見える化」してみてください。
そうすることで、不足しているリソースも明確になります。
「〇〇ができる人材が必要」「来年は1名採用しよう」といった施策が自ずと見えてくるのです。
採用、財務、営業など、全体のバランスを取りながらリソース配分を決めていく。
これが戦略に基づいた経営です。
戦略策定のご支援については、お問合せページまでお気軽にご連絡ください。
中小企業診断士 上田真司