経営

こっそり教えちゃいます補助金の申請支援者を選定するときのポイント

  • どうも、個々の企業の業務に密着したカスタムビジネス研修 “ForCus” をプロデュースしているシンジです。
    このコラムでは実践的な研修内容、その他、様々な話題を皆さんに公開していくスペースとなっております。

    *研修プログラム名 “ForCus” は “For our Customers(お客さまのために)” と “Focus(業務に焦点をあてる)” を掛け合わせた造語です


    お客さまのところで補助金に関する研修を行った際、
    “補助金の申請支援会社に支払う成功報酬、もっと、安くならないかなぁ” って声を聞きました

    ちなみにそのお客さまの場合、手数料が15万円で成功報酬は10%だったそうです
    事業を強化してくださいね、って国から1,000万円の交付を受けて
    最終的に支援会社には税込みで総額 126.5万円を支払われたそうです

    補助金交付額の12.6%が成功報酬として支払われたことになります
    これが高いと思うか、安いと思うか、適正と思うかは人それぞれ

    そこで、お客さまからの言葉に戻ります
    “もっと、安くならないかなぁ”

    答えは “普通に安くできちゃいます”

    商工会議所や銀行へ相談してみるんです
    他にも成功報酬を取らない支援事業者もありますから先ずは、1社で検討せずに
    料金体系を何社かに確認してください
    ちなみに私ところも成功報酬は頂いていません

    ただし、当然のことですが手数料が安いところは、申し込みが集中して
    早めに埋まってしまうこともありますので、そこは注意が必要です

    “でも、安いってことは適当なんじゃない?”
    “成功報酬が高額だから頑張って支援してくれるんだよね”
    って思っちゃいますよね

    もし、そうだとしたら、
    1,000万円の補助金申請案件と5,000万円の申請案件の相談が持ち込まれたら
    “ウチは成功報酬を多くいただける5,000万円の案件に注力します!” ってことになってしまいます

    お受けしたからには各社さん、金額に関わらず、頑張ってくれていると信じたいです

    だから、成功報酬の金額だけで信頼を推し量るのも違いますね

    じゃあ、採択率で決めよう!と思ったあなた

    ネットで “補助金申請” と打ち込んでみてください

    “当社は採択率トップレベル!” と書いているところがウジャウジャ出てきます
    これも、信用するには微妙になってきました

    こうなると、何を基準に選んで良いのか悩みますよね

    そこで補助金申請支援会社を選ぶポイントを5つあげます

    ① 支援会社ではなく、支援担当者で選ぶ(支援担当者を指名する)
     (依頼しても担当者ガチャにはまる恐れがある)
    ② 外部に丸投げしていないことを確認する
     (補助金支援会社がさらに外部の個人などへ再委託しているケースが多々ある)
    ③ 面談時に支援担当者が中長期的な事業計画を見据えた会話ができるかを見定める
    ④ 支援担当者が他業界も含めて多くの支援実績を持っていることを確認する

     (会社に実績があっても担当となった支援担当者の実績が少ないことがある)
    ⑤ 着手金、成功報酬、消費税を含めた支払総額を事前に算出し、他社と比較検討する

    この中で大切なのは、支援会社ではなく、支援担当者を選ぶということです!

    どんなに採択率が高いとPRしていても、担当者によってばらつきがあります
    美容室でイメージすると分かりやすいですよね
    腕の善し悪しがあるので、指名しますよね

    散髪屋さんでも、ああ、あの人にカットしてもらいたいなぁって、思いますよねぇ

    看板で判断するのではなく、誰が支援してくれるのか?が見極めのポイントです
    そうなると、その人の実績が気になってきます

    実は中小企業庁が実績を公表しているんです
    公の機関が公表しているサイトなので、信頼性は抜群です
    ちなみに私、上田と代表の塚田は?と申しますと
    安心してください、しっかりと掲載されてますよ

    それでいて、当社は申請にかかる費用は税込み385,000円のみ
    成功報酬を1円も頂いていません 
    ああ、何て良心的なんでしょう

    ただし、当社は大々的に人を雇って、補助金申請量産体制を敷いている訳ではないですし、
    社外の人に仕事を再委託している訳でもなく、
    お受けできる件数は少ないのです

    職人が、一本一本、刀を研いでるイメージです

    なので、調べれば当社以外にも成功報酬要りませんというところはたくさんあります
    商工会議所や銀行さんにも相談してみてくださいね

    ちなみに途中で出てきた “再委託” ですが、要は決算書情報、労働者名簿の情報などの企業情報が
    あなたの知らないところで、第3者の個人などに受けわされているということです
    再委託を受け入れるかどうかもよく検討するようにしましょう

    【本日のまとめ】
    今日はコストを抑えて、信頼できる申請支援者を選ぶポイントについてのお話でした
    ✓申請支援会社を選ぶのではなく申請支援者を選ぶ
    ✓申請支援者の信頼性は中小企業庁の実績公表サイトを参考にする
    ✓成功報酬無償の支援会社があるので、商工会議所や銀行に相談する

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    【おまけ】
    ダイレクトメールの中にもしっかりと相手先の企業を調べて送付してくるものと
    アットランダムに企業を選出して送付してくるものがあります
    今日は、当社宛てに1通のダイレクトメールが届きました表紙にはまたもやあの言葉が…

    “業界トップクラスの採択率を誇る当社が 貴社の補助金申請をお手伝いします”

    出よったな、妖怪トップクラス!

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