新商品の企画を考える際、アイデアの出し方が分からないというご相談をいただく事があります。
なかなかアイデアが出てこない時は、次の手順で進めてみてください
1. 思いつくままアイデアを出す
まず、制限を設けず、目的となる客層も気にせず、やりたいことや作りたいものを自由にリストアップしましょう。この段階では、「こんな面白そう!」と感じたアイデアをピックアップします
2. 想定するユーザーをイメージする
次に、選んだアイデアを実際に使う人たちがどんな人なのかを想像してみます。思い描いてみましょう。
3. 利用シーンとニーズを考える
利用者のイメージが描けたら、その人たちのどんなシーンでそのモノやサービスを使い、どんなニーズを満たすかを考えていきます。このプロセス、最初のアイデアがさらに具体的で魅力的ですようなものに変わっていきます
モノ・サービス → 利用する人 → モノ・サービス の流れで、頭をほぐしながらアイデア出しを行っていくイメージです
4. 制約条件を整理する
一方として、実現可能性を検討するための制約条件を整理します。
すごくおもしろそうなアイデアでも、自社で作ることができない、提供することができない、
あるいは作ってもサービスを維持できないなどの制約要件をまとめておきます
この場合、他社と連携すればできるのかなどを検討することとなりますが、
先ずは、実現可能性を検討する上で制約条件はまとめておく必要があります。
その他にも実際に市場が存在するのか?、その規模は?、競合の動きは?などなども検討に含めていくこととなりますが、
先ずは、企画段階から進まない場合は、上記のような思考ステップを意識して案出しを行ってみるのが良いと思います。
当社は製造業に携わる中小事業企業さまの新製品開発のご支援をしておりますので、アイデア出しに困ったときには一度、ご相談頂ければと思います。楽しく、ワクワクする気持ちでアイデアを出し合う場を作り出していきます。