どうも、個々の企業の業務に密着したカスタムビジネス研修 “ForCus” をプロデュースしているシンジです。
このコラムでは実践的な研修内容、その他、様々な話題を皆さんに公開していくスペースとなっております。
*研修プログラム名 “ForCus” は “For our Customers（お客さまのために）” と “Focus（業務に焦点をあてる）” を掛け合わせた造語です
以前にも触れましたが、私はさまざまな業界のお客さまを訪問しています。食品工場や機械製造工場はもちろんのこと、溶鉱炉の隣にある事務所、発電所の制御室、そして自衛隊の駐屯地やバイオハザードマークのある研究所など、一般には入れない場所にも足を運んでいます。これにより、様々な業界の知識を身につけることができました。
業界の専門知識に関しては、その業界で長年の経験を積んでこられた皆様には及びませんが、業界の壁を超えて知識を横展開することでお役に立てることは数多くあります。例えば、人手不足は業界を超えて共通の問題です。他にも資材価格の上昇への対応や営業戦略の強化、従業員の意識改革など、業界をまたいで適用可能な解決策は数多く存在します。
業界によってはある解決策が常識でも、他の業界では知られていなかったり、知られていても活用されていないことも珍しくありません。ですから、業界を超えてノウハウを横展開することにより、新たな打ち手を見出していくことができるのです。
例えば、業務フロー分析ですが、意外にも普段の業務改善に応用していない企業が数多くあります。最近では、メーカーの研修で業務フロー分析を行ったところ、自分たちのムダな業務が削減されるということで時間を延長して盛り上がってしまいました。
他にもお客さまのニーズにフォーカスするコンサルティング営業の手法については、銀行業界からのご相談が増えています。
引き出しの多いコンサルタントに相談すると皆さんの業界知識と掛け合わせることで意外な解決策が見つかるかもしれません。
【本日のまとめ】
異なる業界でも人手不足や販路拡大などの共通課題が存在します。
時には他の業界では当たり前の解決策が別の業界で新鮮に受け止められることも
あります。多くの業界の課題に対応するために、各業界のソリューション事例が
蓄積されているコンサルティング会社にご相談ください。
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【おまけ】
渡るときに妙な緊張をおぼえる踏切があります
それは、製鉄工場の敷地内にある踏切
だって、高炉から出る熔けた鉄を運ぶ貨車が走ってるんですもん